通常のコメより約2か月半早く植える早期コシヒカリの田植えが6日、白石町の佐賀農業高であった。農業科学科3年で作物専攻の6人が、慣れない手つきで田植機を運転し、みずみずしい早苗で田を満たした。

 6人は教諭の指示を受けながら田植機を動かし、実習田25アールに苗を植えた。真っすぐに進むのが難しく、時には植えた苗が見事なうねりを描く場面も。

 早期コシヒカリは1990年、白石町で同じ早期米の「七夕コシヒカリ」が導入されたのと同時に、同校でも作り始めた。毎年収穫期の7月下旬から8月上旬になると、地域から購入の問い合わせが寄せられる人気のコメだという。同校ではこのほか、田植えや収穫の時期が異なる4品種を栽培しているという。

 坂口誠士朗さん(17)は、「トラクターの感覚で運転すると少しハンドルを切っただけで大きく曲がってしまった」と田植機の難しさを語り、「夏の収穫が楽しみ」と笑みをこぼした。

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