陶器店2階を改装したシェアハウスで、掛かった費用などを説明する佐々木元康さん=有田町上幸平

■町おこし協力隊 空き家生かし

 町民らが協力して手掛けたシェアハウスの見学会が4日、有田町上幸平の「シェアハウス&シェアアトリエ コネル」であった。参加者は以前の写真と見比べながら、手作りの空間を見て回っていた。

 シェアハウスは、4月に開設された佐賀大有田キャンパスで学ぶ学生や有田焼職人を目指す若い世代に陶器店や窯元が並ぶ上有田地区に住んでもらおうと、同町町おこし協力隊の佐々木元康さん(34)を中心に、空きスペースだった陶器店2階を改装した。

 見学会では佐々木さんが漆喰(しっくい)の塗り替えや床の張り替えに掛かった費用や日数を説明。町の人と交流する場が少ないと悩む県外出身の有田窯業大学校生や、若い世代の流出を心配する町民の話を聞いたことがシェアハウスづくりのきっかけになったといい、「空き家や空きスペースを生かし、町の活性化につなげたい」と期待した。秋までに共有スペースのアトリエを完成させる予定も紹介した。

 改装を手伝った佐賀大大学院で建築を学ぶ安武佑馬さん(24)と朴宰〓(パクチェヨプ)さん(27)は「学生と町民のコミュニケーションの場としても活用してほしい」と話した。会場ではシェアハウスの壁に貼るタイル作りもあった。

〓は火ヘンに華

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