新嘗祭に献上する米の苗を植える五町田小児童=嬉野市塩田町の石垣地区

■塩田町石垣地区

 11月23日に宮中である新嘗祭(にいなめさい)に献上する米の「御田植え式」が9日、嬉野市塩田町の石垣地区であった。五町田小の5、6年など約30人の子どもたちが、秋の実りを願いつつ丁寧に苗を植えた。=写真

 県内からの献穀は農業改良普及センターごとに順番に回しており、今年度は嬉野市が担当する。同地区の吉牟田十郎さん(66)の田んぼ約10アールが選ばれ、谷口太一郎市長を会長とする対策協議会を設立、先月播種(はしゅ)式が開かれた。

 この日は法被姿の子どもたちが1列に並び、一つ一つ丁寧に田植えした。吉牟田さんは子どもたちの田植えを見守り、「気象災害や病虫害を乗り越えて立派な秋の実りを迎えられるよう、地区の皆さんと管理を頑張りたい」。五町田小5年の國政春樹君(11)は「田植えは初めてだったけど、皇室の方から嬉野の米がどこよりもおいしいと言われるようにと、精いっぱい植えた」と満足げに話した。米は10月8日の抜穂式で収穫され、このうち1升が皇居に届けられる。

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