重粒子線がん治療の現状や展望について話す塩山善之センター長=佐賀市のグランデはがくれ

 大手企業の県内支社長・支店長らでつくる「ブランチ佐賀さかえ会」(座長・中尾清一郎佐賀新聞社社長)の例会が20日、佐賀市のグランデはがくれであった。九州唯一の重粒子線がん治療施設「サガハイマット」(鳥栖市)の塩山善之センター長が、同施設における重粒子線がん治療の現状と展望について講演した。

 塩山氏は、放射線でがんを切らずに治す重粒子線がん治療は、患者への負担が少なく、短期間で治療できるなどと特徴や治療方法を説明。現在の施設や治療例を紹介し、今年4月からは一部の治療が公的医療保険の適用を受け、より利用しやすくなったと話した。

 来年4月に向けて新たな治療が可能になるよう準備を進めているといい、「治療できる範囲が大きくなり、より多くの患者の受け入れが可能になる」と期待。今後さらに保険適用範囲の拡大を目指す考えなどを示した。

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