「清香奨学会・如蘭塾」の中国派遣事業に参加した高校生と山口祥義知事=県庁

■素顔の中国に「温かみ」

 武雄市の財団法人「清香奨学会・如蘭塾」(後藤明子理事長)の中国派遣事業に参加した県内の高校生が5日、県庁で山口祥義知事に帰国報告した。高校生10人が現地で目にした「素顔の中国」を知事に伝えた。

 派遣団は3月26日から5日間、瀋陽や大連、北京などを訪れた。唐津東高3年の森華子さんは「中国の友達もでき、行く前と後ではイメージが変わった。これからの世界は中国なしでは回らない。この経験を生かして前進していきたい」と話した。また、佐賀清和高2年の藤崎知早さんは「中国に対するマイナスなイメージを払拭(ふっしょく)し、楽しいところ、人の温かさなどを、家族や友人に知ってもらいたい」と友好の思いを語った。

 後藤理事長は、今回で5回目となるこの取り組みに対し「この経験を学校生活や将来に繋げてもらえれば」と呼び掛けた。

 報告を受けて山口知事は「佐賀は大陸に近い位置にある。若い人たちには、中国や韓国といったアジアの国々と、どうつながっていくかを考えてほしい」と望んだ。

 今月22日には解団式が行われ、活動内容を後世に残すため、報告書を作成する。

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