全国から25人が参加した中級障がい者スポーツ指導員養成講習会=佐賀市の県スポーツ会館

 障害がある人のスポーツを支援する「障がい者スポーツ指導員」を育てる講習会が27日から4日間、佐賀市の県スポーツ会館などで開かれた。全国各地から集まった25人の受講者が講義や実技を通し、障害に関する理解を深めた。

 日本体育協会公認指導者を対象に日本障がい者スポーツ協会が主催し、佐賀では初めて開かれた。座学では、聴覚、視覚といった障害の特性などについて西九州大学の大川裕行リハビリテーション学部長らが講義。実技では車椅子や水泳で障害の程度に応じたトレーニング指導法について学んだ。

 受講者は障害者スポーツに関するリポートを提出し、「中級障がい者スポーツ指導員」として登録される。佐賀市の金立特別支援学校で働く吉富健さん(48)は「障害について理解しているつもりだったが、まだ足りない部分もあることに気づかされた。学んだことを生徒の日頃の生活に取り入れたい」と話した。

 初級、中級、上級のステップがある障がい者スポーツ指導員。日本障がい者スポーツ協会によると、県内では初級が150人、中級20人、上級6人と全国的に少ない傾向にあるという。佐賀では6年後、全国障害者スポーツ大会の開催を控えており、同協会スポーツ推進部指導者育成課の小塩聡主査は「今後もいろんなかたちでPRし、少しずつ障害者スポーツへの関心を高めていきたい」と話した。

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