覚書に調印して握手する佛坂浩会長(右)と逢阪貴士本部長=佐賀市松原の佐賀県警本部

 佐賀県薬剤師会と佐賀県警は3日、地域安全活動を推進する覚書を結んだ。県内の500余りの薬局から、お年寄りらに被害が後を絶たないニセ電話詐欺や交通事故を防ぐアドバイスを発信する。

 佐賀市の県警本部での調印式で、同会の佛坂浩会長が人口当たりの薬局数が佐賀県は全国最多という地域性を示し、「利用者への防犯や交通安全の声掛けなど住民が安全で安心して暮らせるよう一丸になって取り組みたい」とあいさつ。逢阪貴士県警本部長は「住民と強い信頼関係のある薬局からの情報提供を通じて意識が高まれば」と述べた。

 県内でニセ電話詐欺の被害は年間2億円を超え、人口10万人当たりの人身交通事故も全国ワーストが続く状況で、会員数約1200人の同会が対策に協力する。薬局の利用者に服薬指導などに合わせて防犯などの情報を伝えたり、反射材シールを配ったりする。

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