感謝状を受け取った野田眞一さん=佐賀市の佐賀南警察署

感謝状を贈られた合原裕人さん(下段中央)と千住好樹さん(下段右)=佐賀市の佐賀広域消防局北部消防署

一時行方不明となった高齢者の男性保護で貢献した波多初男さん=伊万里署

■ATMの女性に声掛け、佐賀銀行出張所長

 佐賀南署は27日、ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、佐賀銀行水ケ江支店東与賀町出張所の野田眞一所長(58)に感謝状を贈った。野田さんは「お客さまのためになってよかった」とほっとした様子だった。

 野田さんは14日、出張所内のATMで操作に手間取っていた佐賀市内の70代女性に声を掛けた。女性は「全額引き出さないといけないが、使い方が分からない」と言い、「有料サイトの未納料金がある」などと書かれたはがきを持っていたことから詐欺を疑い、同署に通報した。

 普段からATMの操作で困っている客に対し、声掛けを行っているという野田さんは「今後も警察と協力して、お客様が被害に遭わないようにしたい」と話した。

 同署によると、6月末までに、管内では19件のニセ電話詐欺を水際で防いでいるという。川原義之署長は「ニセ電話詐欺は水際対策が重要。よく気づいていただいた」と感謝した。

■プール底の男児を人工呼吸で救命、会社員ら「大人は監視を」

 佐賀広域消防局北部消防署は27日、意識を失いプールの底に沈んでいた7歳の男児を救出した会社員合原裕人さん(38)と自営業千住好樹さん(39)=ともに佐賀市川副町=に感謝状を贈った。山口和俊署長は「的確な観察と人命救助であり、勇気ある行動だった」とたたえた。

 9日、PTA行事で同市内のプールに来ていた2人は、男児がうつぶせの状態でプールの底に沈んでいるのを発見。プールサイドに引き揚げ、人工呼吸と心臓マッサージを行い、男児は意識を取り戻した。現在後遺症はなく、普段通りの生活を送っているという。

 「実際に人工呼吸などをするのは初めてだったが、冷静に対応することができた」という千住さん。男児の意識が戻り、合原さんは「ほっとした。助かってよかった」と振り返った。救助した男児と同年代の子どもを持つ2人は「子どもがプールや海で遊ぶときは、大人が責任をもって監視してほしい」とそろって呼び掛けた。

■竹やぶの中から不明の男性保護、区長ら2人“足跡”たどり

 伊万里署(川久保正文署長)は、伊万里市波多津町辻で一時行方不明となった70代男性の発見と保護に貢献したとして、署長感謝状を贈呈した。

 感謝状が贈られたのは同地区に住む波多初男さん(74)と区長の川上輝幸さん(66)の2人。7月4日早朝、男性の家族からの通報を受け、消防団や警察も合わせて40人体制で捜索にあたり、同日午前8時半に波多さんが竹やぶの中で男性が転倒して動けなくなっているのを見つけ、川上さんらが竹を切り出すなどして救急搬送した。

 男性に大きなけがはなかったという。波多さんは「草むらに人が通った跡があったので『もしや』と思い、竹やぶに入って見つけることができた。男性とは昔からの顔なじみなので無事で本当に良かった」と話した。

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