「地方から映画を発信する環境が整っている」と話した佐賀大芸術地域デザイン学部の西遼太郎さん(右)=佐賀市の佐賀大

 九州にゆかりのある若手映像作家のトークイベントが、佐賀市の佐賀大であった。海外に向けた佐賀大のPRムービーを制作した佐賀大芸術地域デザイン学部1年の西遼太郎さん(19)ら4人が登壇し、地方で撮影される映画の可能性について語った。

 イベントに参加した4人はいずれも地方を題材にした作品を撮影している。久留米市生まれで佐賀大出身の森博章さんは地方で映画を撮影するメリットについて、「都会は撮影制限も多いが、九州では地元の人たちの温かい協力でスムーズに撮影が進行する」と話した。

 佐賀市内で大学のPRムービーを制作した西さんは、「昔は地方と都会で機材などハード面で差があった。ただ、今では地方から映画を発信できる環境がある」と話した。

 地方で映画を撮る意義について、森さんは松山の若者を題材にして世界中で評価された作品「ディストラクション・ベイビーズ」(真利子哲也監督)を引き合いに「地方の風景だから醸し出せる独特の雰囲気がある。地方で撮影することが映画にプラスに作用することもある」と話した。

 イベントは佐賀大が主催。若手監督の作品上映などもあり、映画に関心のある人など約60人が参加した。

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