■県内市町初 提出、可決へ

 多久市議会(山本茂雄議長、定数16)の自民系市議が佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画の受け入れを促す決議案を4日の臨時議会に提出することが分かった。自民系市議は10人で、7月の県議会に続き、県内市町議会では初めて「受け入れ」決議が可決される見通し。

 関係者によると、山口祥義知事の配備への容認姿勢、県議会の「受け入れ」決議を受け、自民系市議の一人が、8月末に始まる定例議会での決議案提出を検討している佐賀市自民議員団に問い合わせるなど準備を進めていた。

 自民系市議の会合では「有明海に面しない多久が賛同を示すと、沿岸の住民から反発を受けかねない」「せめて、佐賀市議会が決議するまで待った方がいいのでは」などの反対意見も出たが、オスプレイ配備による経済効果は無視できないとして、決議案を提出することになったという。

 一方、決議案に反対姿勢を見せている非自民系市議は保守系無所属3人と民進系1人、共産1人の計5人。残る公明市議と接触を続けているが、過半数に届かないため、自民系市議数人に翻意を促している。

 非自民系の市議は「今回の決議案の提出は、有明海再生を望む沿岸住民を逆なでする行為。われわれが首を突っ込む問題ではない」と批判した。

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