政府は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする名護市辺野古沿岸部で6日に海上での本体工事に着手する方針を固めた。着工に向け、作業船団が5日に現地へ到着する。訪日したマティス米国防長官と辺野古移設の着実な推進で一致したことを踏まえ、埋め立てを始めるための準備を急ぐ方針だ。政府関係者が4日、明らかにした。

 反対派は抗議活動を展開するとみられ、警備当局と衝突する可能性がある。

 海上工事は、護岸造成で生じる汚れが区域外に広がるのを防ぐ「汚濁防止膜」を海中に張る工程から始め、この前段として重りとなる大型コンクリート製ブロック200個以上を海底に据え付ける。未完了となっているボーリング調査も並行して進める。

 政府は2015年10月に本体工事を開始。これまでは埋め立て予定地に隣接する米軍キャンプ・シュワブの陸上部分で、資材置き場などを整備していた。沖縄県との訴訟に伴い一時中断したが、県側敗訴が確定したのを受けて昨年末に再開し、海上に立ち入り禁止区域を示すフロート(浮具)を設置していた。【共同】

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