佐賀労働局が発表した佐賀県の6月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・21倍だった。求職者の減少も続いており、3カ月連続で1・2倍を超える高水準となっている。

 有効求人数は前年同月比5・7%増の1万8187人、有効求職者数は0・9%減の1万6145人。正社員の有効求人倍率は0・13ポイント増の0・76倍となり、昨年12月の0・79倍に次ぐ倍率だった。アルバイトやパートの募集では人材を確保できず、条件の良い正社員に切り替える企業が増えている。

 新規求職者数は0・1%減の3670人で、5カ月連続で減少した。主要産業別でみると、建設が28・4%の大幅増となったほか、製造が3・9%増えた。一方、運輸、郵便は15・1%減り、卸売、小売もともに18・4%減少した。

 求職者の減少について、佐賀労働局は「企業の人手不足感の高まりに加え、転職を考える人も少なくなっている」と分析。「求人倍率は今後も高い水準で推移していくとみられ、企業側はいかに生産性を上げられるかが課題になっている」と話す。

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