JR武雄温泉駅に設けられた武雄市観光案内所。1日平均で20人が訪れ、観光スポットや交通アクセスなどを尋ねている

 佐賀県武雄市は昨年11月にJR武雄温泉駅に配置した観光案内人「たけなび」の利用状況をまとめた。1日平均20人の利用があり、3割が外国人の利用者だった。集計結果を今後の案内活動に生かしていく。

 昨年11月14日の配置から200日間の来訪者数や案内の内容などを集約した。

 訪問者は4102人で1日平均20・5人。うち外国人は31・7%にあたる1302人で1日平均6・5人だった。国別内訳は(1)韓国31%(2)中国21%(3)台湾2%(4)タイ1%(5)EU1%-などで、韓国と中国で半数を占めた。

 問い合わせの内容は(1)観光スポットや立ち寄り施設(30%)(2)交通アクセス(20%)(3)ATMやレンタカーなど(14%)(4)パンフレット受け取り(9%)(5)飲食店情報(9%)(6)宿泊施設情報(8%)(7)特産品情報(1%)-などの順。

 案内人の一人の樋渡歩さんは「武雄神社の大クスの問い合わせが一番多い。外国人向けのパンフレットに掲載されているためのようで、雑誌の影響は大きい」と話す。詳細な説明が必要なケースなどでは、県の外国語コールセンターなども活用して対応している。

 市観光課は「案内の上位項目だけでなく、嬉野や長崎など周辺観光の基礎情報も必要なようだ。観光以外の相談などにも対応できるよう充実させていきたい」としている。

 たけなびは、駅内の売店で行ってきた観光案内を充実させるため、駅1階の改札口正面に案内所を新設して女性職員2人を配置。午前9時から午後6時まで、常勤1人体制で案内役を務めている。

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