九州電力が31日発表した2017年4~6月期連結決算は、原油や液化天然ガス(LNG)の価格高騰による燃料費の上昇が響き、純利益が前年同期比6・1%減の202億円となった。4~6月期として3年連続の黒字は確保した。

 売上高は、太陽光などの購入量拡大に伴い、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく交付金が増加したことや、電力他社への電力販売増により、6・4%増の4572億円だった。

 18年3月期の業績予想については、料金単価が低下すると見込まれるとして売上高を1兆9450億円に下方修正した。純損益は玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働時期が見通せないことから今回も未定とした。

 福岡市で記者会見した瓜生道明社長は、想定よりも再稼働時期が遅れている玄海3、4号機に関し、「もう少し早く稼働してくれればありがたい」と述べた。その上で早期再稼働に向け九電として「最大限努力する」との意向を示した。九州北部の豪雨では福岡県などで電柱が倒れるなどしたといい、被害額が十数億円に上ると明らかにした。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加