交付を受けた自転車免許証をうれしそうに掲げる塩田小3年の子どもたち=嬉野市の塩田小

 佐賀県嬉野市の小学3年生を中心とする本年度の自転車安全教室の受講児童約300人に19日、市独自の「自転車免許証」が交付された。自転車の交通ルールを意識させるために初めて交付し、子どもたちは「事故に遭わないようにしたい」と喜んだ。

 同市の塩田小であった交付式では、谷口太一郎市長や杉崎士郎教育長、深海浩介鹿島署長らが、代表の子どもたちに免許証を手渡し、子どもたちは引き締まった表情で受け取った。

 免許証は自動車運転免許証と同じ大きさで、プラスチック製。氏名や学校名のほか、裏には「乗る前には自転車を点検します」「ヘルメットをかぶります」など6項目の「自転車安全利用宣言」を記した。

 7月までに市内8校で実施した安全教室で、基礎的な筆記試験を行い交付した。8点満点中4点以下は再試験としていたが、再試験者はいなかったという。

 子どもたちは免許証に「かっこいい」と興奮ぎみ。塩田小の渕野隼大君(9)は「歩いていて、スピードを出した自転車にひかれそうになったことがあるので、僕はスピードを出しすぎないようにしたい」。田中怜奈さん(8)は「信号を渡るときもしっかり左右を確認する」と話していた。

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