■ネット通販で利用急拡大

 宅配便最大手のヤマト運輸は6日、2016年度に取り扱った荷物が過去最高の約18億7千万個だったと発表した。インターネット通信販売の普及で利用が急拡大し、これまで最高だった15年度(約17億3千万個)に比べ7・9%増えた。ヤマトでは人手不足が深刻化しており、運賃値上げとサービスの縮小で、荷物量や長時間労働を抑制する。

 ヤマトが取り扱った宅配便は16年度までの10年間で約59%増加した。特に、ネット通販最大手アマゾンの荷物を取り扱い始めた13年度には16億個を突破。配達の現場では急速に人手不足が進んだとされている。

 ヤマトはネット通販など大口顧客との契約を見直す。9月までに、個人が送る荷物を含め運賃を27年ぶりに値上げする方針。値上げを受け入れない大口顧客との契約を一部打ち切り、繁忙期の配送日を分散して荷物の総量を抑制する。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加