子育てサポート企業に認定されたJSRマイクロ九州の長野浩一社長(左)と佐賀労働局の松森靖局長(左から2人目)ら

■社員の育休取得を推進

 半導体や液晶パネル向けの精密化学品などを生産する「JSRマイクロ九州」(佐賀市久保泉町、長野浩一社長)は、佐賀労働局から「子育てサポート企業」の認定を受けた。社員の育児休業取得を推進し、県内で15社目の認定となった。

 男性の育児参加を促そうと配偶者出産休暇の日数を1日から2日に増やした。産後2週間としていた休暇の取得期間は出産予定日の1週間前から取得できるようにした。法律で3歳の子どもまで認められている時間外労働の免除や短時間勤務は、小学校就学前までに拡充している。

 従業員数は男性88人、女性16人。昨年度は製造担当の男性社員1人が3カ月間の育児休業を取得した。復職1カ月前には家族状況や希望する勤務体系などを聞く面談も実施しており、出産した女性社員5人はいずれも復職しているという。

 認定は5月29日付。同社は認定の証しとなる「くるみんマーク」を活用し、子育てサポート企業であることをPRできる。長野社長は「男性でも育児休業を取りたいと考えている人は多い。将来を控えた若い社員もおり、どんどん後に続いてほしい」と話した。

 佐賀労働局によると、県内の育児休業取得率は男性5・8%、女性98・3%。担当者は「性別を問わず取得できる環境づくりを推進していきたい」と話す。

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