今春卒業する生徒たちに地元消防団の活動について紹介する吉田貴大団長(奥)=神埼清明高校

◆消火活動、風水害対応、不明者捜索

 神埼清明高の3年生を対象に地元消防団の活動を紹介する催しが2日、同校であった。神埼市消防団の吉田貴大団長らが消火活動をはじめ、風水害対応、行方不明者捜索、広報など多岐にわたる活動を説明。「自分たちのまちは自分たちで守る責務がある。若い力を消防団に向けてほしい」と協力を呼びかけた。

 吉田団長は水防や文化財防御、脊振山系の山火事に対応するさまざまな形の訓練を報告。出初め式や夏季訓練、入退団式などの行事にも重きを置いており「いざという時、必要なのはチームワーク。訓練から大きな声を出すことが大切」と真剣な表情で語った。

 古川初子・女性隊長は1999年に9人で発足した女性隊の歩みを振り返った。避難所運営などの後方支援や、防火を啓発するマスコット作り、独居高齢者宅を回る訪問活動を紹介した。「今では訪問を心待ちにしてもらえるようになった。これからも地道に続けていきたい」と話した。

 生徒を代表して堀江大智さん(17)が「さまざまな取り組みがあると知った。将来は活動に参加したいと思う」と謝辞を述べた。

 神埼清明高校では地元就職する生徒が多く、学校側が地域社会への貢献を願い初めて企画した。

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