塩田川のほとりにたたずむ洋館風の公衆浴場「シーボルトの湯」。嬉野温泉独特の泉質を手軽に楽しめる=嬉野市

 佐賀県嬉野市の嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」の一つとも称される泉質の良さが特徴だ。湯はナトリウムの多い重曹泉で、皮脂を乳化して洗い流す。みずみずしい肌を期待し、全国から多くの女性が訪れている。

 手軽に楽しむなら、公衆浴場「シーボルトの湯」がお薦めだ。大正期のゴシック調建築を再現した外観は街のシンボル。入浴料は400円(小学生は半額)。嬉野温泉観光協会では、入浴回数券「湯遊嬉野チケット」も発行。12枚1500円で、チケット4~6枚で日帰り入浴が味わえる。

 嬉野温泉はバリアフリーにも力を入れており、お年寄りや体の不自由な人も快適に温泉を楽しめる入浴介助サービスが好評だ。佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターが仲介し、5千円で介護職員2人を旅館に派遣。事前予約時に要介護度などの情報を確認し、同行者も安心して入浴を任せられる。

 【メモ】嬉野温泉街は、長崎自動車道嬉野インターから車で約5分。嬉野温泉観光協会、電話0954(43)0137▽佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター、電話0954(42)5126。

=お薦めスポット=

 ◆肥前夢街道(嬉野市) 関所(入り口)をくぐれば、そこは江戸時代にタイムスリップ。「元祖忍者村」と称し、忍者服で修行を体験できる「ちびっこ忍者アカデミー」を毎週土、日曜午前10時から開講する。吹き矢、手裏剣、迷路など大人も楽しめる。料金は、入園と忍者服レンタルのコースで大人2100円、子ども1600円。肥前夢街道、0954(43)1990。

 ◆県立宇宙科学館(武雄市) 宇宙や地球、佐賀の地質や成り立ちを遊びながら学べる。7月16日~9月4日、カブトムシなど50種類以上の昆虫が見られる「新・世界の昆虫展」を開催。夏休み中は、工作を通して理科を学べる「自由研究道場」(費用100~300円)も毎年人気を集める。佐賀県立宇宙科学館、電話0954(20)1666。

 ◆鹿島酒蔵巡り(鹿島市) 県内でも有数の酒どころ。造り酒屋が6蔵あり、世界大会でチャンピオン・サケに選ばれた「鍋島」をはじめ、特徴のある酒や焼酎を生み出す。作り手の思いに触れながら、お酒を堪能できる。鹿島酒蔵ツーリズム推進協議会、電話0954(63)3412。

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