任天堂などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の画面=11日、米カリフォルニア州パームスプリングズ(ロイター=共同)

 政府の内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が、任天堂などが開発し、海外で大ヒットしているスマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の日本上陸を控え、トラブル防止のため注意喚起を始めたことが21日、分かった。NISCのホームページや無料通信アプリLINE(ライン)などを通じ、呼び掛けている。

 小中学校の夏休み入りに合わせた対応で、LINEなどでは「みんなの行く手にはさまざまなトラブルが待ち受けています」と訴えた。特定のゲームアプリについて政府が啓発するのは異例だ。

 注意項目として、「歩きスマホ」は危険と指摘。このほか(1)自転車に乗りながらのゲームは避ける(2)危険な場所に立ち入らない(3)熱中症に注意するなど天候の変化に気を付ける(4)個人情報を守るため、実名登録を控える(5)自宅近くの写真を使用しない-ことも促した。

 菅義偉官房長官は21日の記者会見で「安全にスマホを使ってもらうために、こうした注意を守ってほしい」と強調。一方で「わが国のコンテンツが海外で親しまれているのは喜ばしく、今後も海外展開をしっかり支援していく」と述べた。

 既に配信されている米国では、10代の3人が原発敷地内に入り込んだ例や、ワシントンのホロコースト博物館で、ポケモンをゲーム上で捕まえようとする入館者が殺到するなどのトラブルが報告されている。【共同】

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