引退した「ぶっくん2号」

 「いろいろなことを学ばせてくれてありがとう」。これは図書館から一番遠い学校に通う中学生が、移動図書館車「ぶっくん2号」の車体に書いてくれた、お別れのメッセージです。

 「ぶっくん」といえば、伊万里市では知らない子どもがいない、市内全域を巡回する2台の移動図書館車の愛称です。1993(平成5)年から市内を縦横無尽に走ってきた2号が、このたび、新しい車へとバトンタッチしたのです。

 移動図書館車は、市域が広く学校の数が多い伊万里市にとっては、なくてはならない存在。図書館サービスの根幹を担う、大切な車です。子どもたちの読書環境を整備するため、図書館から遠い地域に住む高齢者のためにと、日々本を運んでいるのです。

 長年親しんできたこの2号の車ともお別れです。どうやら「ぶっくん」が運んでいたのは、本だけではなかったようです。どうか、新しい車もたくさん利用してくださいね。

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