鏡体協の美間坂斎(左)が上野剛士(中央)へトップでたすきを渡す=1―2区中継所

鏡体協・脇山規矩雄監督

=ハイライト=1区・美間坂斎、区間新で流れ

 思い描いた通りのロケットスタートを決め、一気に頂点まで駆け上がった。鏡体協が前半に3連続区間賞を奪う「先行逃げ切り」のレースで2年ぶりの優勝。脇山規矩雄監督は「この瞬間のために1年間頑張ってきた。作戦通りの展開。でも出来は想像以上」と声を弾ませた。

 「前半で貯金を2分」(脇山監督)の思惑通り、有田町の号砲とともに1区美間坂斎が飛び出した。県内一周駅伝でも戦う伊万里中校区体協・北村弘樹とのデッドヒートを制して区間新を達成。たすきを受けた2区上野剛士は「勇気を持って斎が仕掛けた。あとは自分がやるしかない」。全力で駆け出した。

 最初の1キロを2分53秒。5キロ過ぎまで3分を切る好ペースを貫いて独走態勢を築いた。3区盛田和基も区間賞の力走で続くと、前半だけでライバルのSUMCO伊万里に3分33秒差。「作戦通り。いける、いける」。前半ゴールで弾んだチーム関係者の声が「勝利のために十分なリード」を物語った。

 「この優勝をきっかけに若い人たちが『鏡体協で東西松浦駅伝を走ってみたい』と思ってくれたらいいね」と脇山監督。「底上げと新戦力の確保が必要」と話し、早くも連覇に意欲を示していた。

◆「個々に100%以上の力」脇山監督

 鏡体協・脇山規矩雄監督 作戦通りにレースを進めることができたのは、8区間すべての選手がけがや病気をせずに万全の態勢で本番を迎えてくれたから。オーダーもはまったが、個々に100%以上の力を出してくれた。来年はもっと総合力を上げて連覇に挑みたい。

 鏡体協4区・山浦和人(前半アンカーとしてトップでゴール)前の3人が先頭でたすきをつないでくれたおかげで気持ちよく走ることができた。

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