■5年連続プラス

 佐賀税務署は、2016年における県内の消費税、所得税などの確定申告状況を発表した。所得税と復興特別所得税の申告納税額は前年比3・5%増の約113億円となり、5年連続で増加した。景気の緩やかな回復により、事業所得者の所得金額が増えていることが一因。初めて記載を求めたマイナンバーの記載率は81%(全国平均83%)だった。

 所得税(復興特別所得税含む)を申告したのは、前年比0・5%減の14万7439人だった。納税者数は前年比1・5%減の4万1992人となり、所得金額は0・9%減の1911億8600万円。申告納税額は3・5%増の113億6700万円だった。

 自営業など事業所得者は、高齢による廃業などに伴い、納税者数は前年比2・2%減となった。一方、所得金額は4・4%増の591億8300万円。申告納税額も14・2%増の48億4100万円に上った。佐賀税務署は、景気の回復基調で所得が増えているとみている。

 譲渡所得では、土地などの申告者は6・0%減の3182人で所得金額は8・2%増の129億4600万円。株式などの申告者は0・7%減の2739人で、所得金額は62・1%減の24億100万円だった。

 贈与税の申告者は9・4%減の1910人で、申告納税額は8・4%増の5億8800万円だった。

 マイナンバーが未記載の場合、税務署がマイナンバーを照会、確認している。佐賀税務署は「初年度にしては予想以上に高い記載率だった」としている。

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