バスケットボール女子決勝リーグ・佐賀北-清和 ゴールを目指して突破を図る佐賀北の田中萌々香(右)。左は清和の岡田玲香=佐賀市の諸富文化体育館

バスケットボール男子決勝リーグ・佐賀北-佐賀東 第3クオーター、シュートを放つ佐賀北の角田太輝=佐賀市の諸富文化体育館

■宿敵清和撃破6年ぶり 女子

 逆転に次ぐ逆転の最終クオーターを制したのは、5年間優勝から遠ざかっていた“挑戦者”だった。バスケットボール女子決勝リーグは佐賀北が宿敵清和に逆転勝ち。後半勝負とにらんでいた中島耕一監督は「最後はリバウンドがよく取れていた」と奮闘の選手たちをほめた。

 序盤から攻めのプレーで臨んだが、しばしばファウルで相手にフリースローを与え、「審判の笛にうまくアジャストできていなかった」と中島監督。それでも、清和を食い止める積極的な守備を緩めず、失点を抑えた。

 第3クオーターは終盤に押され、終了時点で9点差。いつもなら諦めムードになってもおかしくなかったが、笑顔を見せる選手に中島監督は余力を感じた。

 追う展開も想定しながら練習してきたセンターの田中萌々香主将は「とにかく集中するだけ」と念じて最終第4クオーターに臨んだ。

 フォワードの古賀君香や金村多笑がリバウンドから得点を重ね、ガードの畑島彩奈の3点シュートで55-54と逆転。そこから互いに2点シュートの応酬となったが、ラスト2分間はプレーの精度が落ちた相手とは対照的に、田中らがフリースローを決めて歓喜した。

 「チームの強みと弱みを再確認した。これからも積極的にいきたい」と中島監督。しっかり守り、終盤に競り合う勝ちパターンを確立した佐賀北が、久々の全国舞台に挑む。

■我慢のディフェンスV2 男子

 ラストまでもつれたバスケットボール男子決勝リーグ最終戦は、佐賀北が3点差で佐賀東を下し、2連覇を果たした。「我慢のディフェンスで、ロースコアの展開ができた」。川原嘉仁主将は思い通りの試合運びに納得顔だった。

 3月まで一緒だった溝口陽介前監督が佐賀東に異動し、選手にとっては恩師との対決。川原は「これまで教えられた通りのプレーで、勝つことが恩返しになる」と気を抜かなかった。

 試合は序盤からリードを保ちながらも佐賀東に徐々に詰め寄られ、最終クオーターはほぼ横並びで進行。72-73で残り1分を切ったが、角田太輝と原口裕将がシュートを決め勝利をもぎとった。

 4月から指揮を執り、主力だけに頼らない全員バスケを掲げてきた大坪郁弘監督は「溝口先生がつくってくれたチームを、川原がしっかりまとめてくれた」と語った。

 【男子】決勝リーグ続き

鳥 栖 79 19-14 58 唐津工

       22-18

       17-11

       21-15

佐賀北 76 20-18 73 佐賀東

       18-11

       16-24

       22-20

 ▽順位 (1)佐賀北3勝(2)佐賀東2勝1敗(3)鳥栖1勝2敗

(佐賀北は2年連続20度目の優勝)

 【女子】決勝リーグ続き

佐賀東 84 29-17 81 唐津東

       21-15

       14-28

       20-21

佐賀北 62  7-13 58 清 和

       17-13

       15-22

       23-10

 ▽順位 (1)佐賀北3勝(2)清和2勝1敗(3)佐賀東1勝2敗

(佐賀北は6年ぶり6度目の優勝)

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