佐賀県警は22日、6月末までの上半期に摘発したサイバー犯罪は26件と発表した。前年同期より7件減少しているものの、県警が受けた相談件数は10件増の318件で、増加傾向は続いているとみている。

 内訳は、SNS(会員制交流サイト)で呼び出して夜間に連れ回すなどの青少年健全育成条例違反が7件で最も多く、著作権法違反が4件で続いた。不正アクセス禁止法違反は3件あり、県立校の教育情報システムなどから延べ1万5000人分を超える個人情報が流出した事件が含まれている。

 サイバー犯罪に関する相談318件のうち、詐欺などの相談は149件でほぼ半数を占めた。次いで迷惑メール関係が53件、不正アクセス関係が16件だった。

 県警は民間ボランティアの協力で、小中学校や老人クラブで啓発活動を進める一方、学識者から情報セキュリティー対策など学んで捜査能力の向上を目指す。

 一方、県警が1~6月に認知した刑法犯の件数は2431件で、前年同期比で257件(9・6%)減少した。罪種別では、窃盗犯が最も多く1807件(170件減)。次いで粗暴犯が151件(19件減)で、知能犯は97件(42件減)だった。摘発件数では知能犯が14件増の73件だったが、窃盗犯、粗暴犯などは減少している。

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