教室不足解消のため増築された教室棟(手前)=鳥栖市田代外町の田代中

■6教室増築、エレベーター設置、トイレも洋式化

 生徒数が増加している鳥栖市立田代中(直塚裕典校長)で6教室を増築する工事が終わった。新1年生を加えた生徒数が672人となる見込みで、前年度に県内中学で最も生徒数の多かった鳥栖中(665人)を上回り県内一のマンモス中学となる。

 田代中は県内小学校で最多の児童数(972人)を抱える弥生が丘小の受け皿として生徒数が増加しており、3年計画で進めている大規模改修工事に合わせて2016年度に普通教室棟の増築工事を行った。

 増築は教室不足への対応とバリアフリー化が目的で、車いすを利用する生徒らが3階にある図書館や教室に行きやすいように市内中学で初めてエレベーター(1基)を設置した。併せて教室棟のトイレをすべて洋式に改修した。

 同校によると、11日に1年生222人が入学すると、全校で23クラス(特別支援学級5クラスを含む)になる。

 弥生が丘小は北部丘陵新都市開発に伴い2008年4月に開校し、児童数387人でスタート。以降、児童数は毎年増え続け、昨年は初めて千人の大台を突破し1001人だった。その卒業生の受け入れ先となった田代中も比例して生徒数が増加。08年度は416人だったのが、ことし4月1日時点では過去最多の672人となっている。

 ただし、市によると、同小周辺の宅地開発は一段落していて同小の児童数も昨年がピークで、同中もここ数年がピークとみている。

 田代中の大規模改修は本年度に屋内運動場の改修を行う予定で、増築を含む3カ年の総事業費は9億6000万円。

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