治療と仕事の両立を支援するチームの初会合=佐賀市の佐賀第二合同庁舎

■労組、医師会などと連携

 佐賀労働局は1日、病気の治療と、仕事を両立できる環境を支援するチームを新設し、初めての協議会を開いた。今後、リーフレットを作成し、雇用主や患者への啓発を進めていく。

 チームの発足は、病気の治療を続けながら仕事を両立できる社会づくりを掲げる政府の「働き方改革」の一環。協議会には労働組合や医師会、社会保険労務士会など12機関から14人が参加した。

 協議会では佐賀労働局が、がん患者の34%が離職しているといったデータを交え、「治療を続けながら働くための制度の理解が進んでいない」と現状を報告。メンバーからは「退職間際に相談にくるケースも多い。早めに相談すれば仕事を続ける手だてを見つけられる」「事業所側から健康診断を促すことは効果がある。早めの受診の呼びかけも必要」などの意見が出た。

 チームでは今後、企業と医療機関の連携強化などを目指していく。今年中に、周知を図るリーフレットも作成する。

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