「×」印で記した小城市内の人身交通事故発生マップ

■追突が52%。身近な抜け道にも注意

 小城警察署は、昨年1年間の管轄内(小城市、多久市)で起きた人身事故の発生箇所を地図に落とし込んだ「人身交通事故発生マップ」を製作し、両市に全戸配布した。同署交通課は「いかに身近なところで事故が起きているかを知ってほしい」と、事故への注意喚起を呼び掛けている。

 小城署管轄内で、2016年は小城市で426件、多久市で113件の人身事故が発生している。両市とも人身事故数はここ数年、減少傾向にあるが、追突事故の割合が県平均の約47%を上回る52・3%となっている。

 地図では、両市とも国道や県道などの幹線道路の交差点で事故が集中しているのが一目瞭然。さらに小城市では、幹線道路外の農道や佐賀市への抜け道となる小さな道での事故も目立っている。交通課は「農道の小さな交差点で見通しがいいはずなのだが、事故が多すぎる」と首をかしげる。

 県内では10万人あたりの交通事故発生件数が5年連続ワーストを記録。「事故防止の講話だけでは限界がある。こうして地図で発生箇所を視覚化することで事故への現実味を知ってほしい」と話している。

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