佐賀県は22日、2015年度一般会計の歳入歳出決算を発表した。歳入総額は前年度比4・1%増の4657億9334万円、歳出総額は同4・8%増の4538億608万円だった。地方消費税の引き上げ分が影響し、いずれも2年ぶりに増加した。県税収入は8・4%伸び832億963万円で4年連続の増加となった。

 地方消費税は、2014年4月に消費税率が8%に引き上げられた際、配分が1%から1・7%になった。企業会計処理の関係で大半が15年度からの適用となったこともあり、前年度から60億5802万円の増額となった。

 個人県民税は給与所得が伸びたことなどもあり3億4828万円増えた。法人県民税は全国の税収偏在を解消するため、税率を下げて国税に振り替えられ9億7361万円減となった。

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)への核燃料税は14年度から停止中でも発電能力に応じて課税し、1年を通じた分(前年度は9カ月分)で4億円以上増え、18億6686万円だった。

 歳入に占める自主財源比率は41・6%で前年度より4・9ポイント上昇した。県税などが伸びた一方、県債や国庫支出金といった「依存財源」が減った。

 県債発行額は545億1920万円で、前年度より7・0%減少した。15年度末の県債残高は6963億8197万円で、4年ぶりに減少に転じた。歳入から歳出、次年度繰越財源を引いた実質収支額は55億5199万円で40年連続の黒字だった。

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