自作した小道具のスイカなどを使い、夏の食卓を演出する参加者=28日、有田町

 焼き物の町有田の陶磁器店を高校生が豊かな感性で飾る「有田ウィンドウディスプレイ甲子園」(有田観光協会主催)が開かれている。高校生20チームが練りに練ったテーマに沿って、JR上有田駅近くから有田駅近くの通り沿い20店舗のショーウインドーを演出し、商品を引き立てている。27日まで。

 県内の有田工高、牛津高と、福岡県から初参加の大川樟風高、長崎県の活水高、佐世保工高の5校から62人が参加した。参加者は事前に店舗と打ち合わせて決めたテーマに沿って、小物などを準備。仲間同士で話し合いながら、手分けして作業を進めた。

 「極寒」を題にした有田工高2年生の澤楓さんと中園優芽花(ゆめか)さんは「通りを歩く人が暑さを忘れるくらいにしたい」と、白や青を多用して雪や氷山をイメージした。

 牛津高3年の古賀きららさんら4人は「人と人をつなぐお皿」がテーマ。その場で自作した台に器を並べ、女性の一生を表現した。「お店には若い人向けの焼き物も多い。多くの人に興味を持ってもらえるように演出したい」と相談しながら飾る位置を微調整していた。

 作品は4日まで行われる一般投票と、審査員の評価、5日に同町で行うプレゼンテーションの結果を合わせて最優秀賞などを決める。

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