佐賀県教育委委員会は15日、スポーツ庁が小学5年と中学2年の全員を対象に実施した2016年度全国体力・運動能力調査(全国体力テスト)の県内公立学校の結果を公表した。小5男子と中2男女は全国平均を上回った。小5女子は全国を下回ったものの、差を縮めた。

 初めて実施した中学校と2年生対象の部活動の状況調査では、決まりとして部活休養日を週1日設けている学校は87・6%で、週2日6・2%、週3日以上1・0%だった。「設けていない」「その他」は計5・1%で部活動のない特別支援学校などだった。

 県内の調査対象は小5が163校7445人、中2が97校7492人。

 体力テストで、実技8種目の「体力合計点」は、小5男子が54・17点(前年度比0・42点増)、小5女子は55・08点(同0・71点増)、中2男子は43・23点(同0・75点増)、中2女子は50・09点(同0・84点増)だった。2008年度の調査開始以来、女子は小中とも、男子は中学が過去最高だった。種目別では反復横跳びとソフト・ハンドボール投げですべて全国を上回っている。

 運動習慣も調べた結果、1週間の総運動時間が「0分」という児童生徒の割合が小5女子が5・0%で、全国平均より1・0ポイント高かった。

 県内では、クラス単位で縄跳びの「8」の字跳びなど6種目の記録をホームページ上に公開して競い合い、運動意欲を高めるなど体力向上に取り組んでいる。県保健体育課は「先生たちの頑張りもあり、全体的に体力良好や改善の傾向が見られる。成果は出てきており、継続してやっていくことが大事」と強調する。

 また、部活動状況調査で、運動部の平均活動時間は、中2男子が平日127・49分、土日203・54分、中2女子は平日129・28分、土日194・75分。いずれも全国平均より多いが、保健体育課は「国が平日2~3時間、休日3~4時間という目安を以前示しており、適正な範囲内に収まっている」とみている。

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