大阪城の「六番櫓」を撮影する小型無人機=5日午前

 大阪市中央区の大阪城公園で5日、大阪市の建築事務所が小型無人機「ドローン」を使って「六番櫓(やぐら)」の屋根や壁面を撮影した。橋や文化財の補修診断サービスへの参入を目指す「E・C・R一級建築士事務所」が実証事業として実施した。

 大阪城周辺を含む市内の公園ではドローン飛行が原則禁止されているが、新規ビジネスを生み出すために大阪商工会議所が大阪市と提携して事業者を支援し、実現した。

 この日は朝からドローンを飛ばし、約10分かけて撮影。六番櫓は堀に面しており、目視では壁面の状態を確認しづらいためドローンを活用した。

 建築事務所の小笠原通晴社長は「大商の協力があり、短期間で許可を得られた」と話した。

 大阪での新事業の創出を目指し、大商は支援窓口を4月から本格的に立ち上げた。設備や人材が少ない中小の事業者でも自社の技術やサービスを現場でスムーズに実証できるよう、市への申請や許可の手続きを大商が代わりに担う。【共同】

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