無病息災を願い、大きな茅の輪をくぐる参拝者たち=みやき町白壁の千栗八幡宮

 無病息災を願う「茅(ち)の輪くぐり」が1日、みやき町白壁の千栗(ちりく)八幡宮(東正弘宮司)であった。早朝から参拝客が訪れ、直径1間(約1・8メートル)のチガヤでできた輪をくぐり、健康を祈願した。

 備後国風土記に由来する伝統行事で「輪くぐりさん」の愛称で親しまれている。蘇民将来という人物が素戔嗚尊(すさのおのみこと)の助言に従いチガヤで作った輪を腰に下げたところ、その家族だけが疫病にかからなかったことから、厄よけの御利益があるとされる。

 集まった人々はまず「みな月の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は ちとせの命のぶといふなり」と文言を唱え、東宮司を先頭に茅の輪を左、右、左の順で8の字を描くように3度くぐった。くぐる際には蘇民の子孫であることを示すため、「蘇民将来」とつぶやいた。

 町内の武田清香さん(43)はおいの輝竜君(8)と初めて参加した。「家族みんなの健康を願いながらくぐりました」と話した。

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