「若き日、赴任先の島から見た灯台を模したお墓」の前でほほ笑む久冨さん=佐賀市巨勢町

 墓石業者の全国組織「全国優良石材店の会」(吉田剛会長)が開いた「全優石ニューデザイン想い入れのお墓写真コンテスト」の大賞に、佐賀市の久冨泰弘さん(82)が選ばれた。

 全国の優良石材店約300社が構成する墓石業者の組織「全優石」が開き、今年で23回目。全国から新しいデザインの墓や個性的な墓などの写真44点の応募があった。デザインだけでなく、墓づくりへの思いやエピソードも審査の対象としている。

 元高校教師の久冨さんは大学卒業後に長崎県平戸市の学校に赴任。そこで見た灯台や妻との思い出などを形にしたいと、高さ約2メートルの灯台型の墓を構想し、図書館で各地の灯台を調べるなど「自分なりの墓を」と力を入れた。

 久冨さんは「大賞に選ばれるとは思わず、驚いた。自宅を建てる時のようにお墓造りでも思い入れを込めて、この世の住まいも、あの世の住まいも自分らしい素晴らしいものができた」と満足げだった。

 県内では他に、大賞、特別賞に次ぐニューデザイン賞を佐賀市の田中浩樹さんが受賞した。

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