■純利益は3期ぶり増

 久光製薬(鳥栖市、中冨一榮社長)が7日発表した2017年2月期連結決算は、売上高が前期比9・8%減の1459億2500万円だった。減収となるのは連結決算の公表を始めた01年2月期以来初めて。純利益は14・7%増の203億9500万円で、3期ぶりの増益となった。

 営業体制の見直しで、医薬情報担当者のリストラを行った米子会社ノーベンファーマシューティカルス社の売り上げが減少。昨年4月の薬価改定や処方量制限の影響を受け、国内向け貼り薬「モーラステープ」の販売も落ち込んだ。

 純利益は、抗うつなど飲み薬の製造販売権を他社へ譲渡したことに伴う特別利益を計上したため数字を押し上げた。経常利益は同0・6%増の281億7900万円。ノーベン社の販売管理費の減少などで5期ぶりに増益となった。

 1株当たりの年間配当は、前年より50銭多い81円50銭。18年2月期は売上高1470億円、経常利益256億円、純利益185億円を見込む。

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