ドライバーが運転操作しなくても走行できる自動運転車に関して、警察庁は1日、全ての操作をシステムが担うレベル3以上の自動運転に対する交通法規の在り方や、高速道路におけるトラックの隊列走行の実現に向けた課題を話し合う検討委員会を設置し、都内で第1回の会議を開いた。

 検討委は今後、5回程度開催し、来年3月には報告書をまとめる。政府は成長戦略として早ければ2020年にレベル3の自動運転を、22年には高速道路における隊列走行の商業レベルでの実現を目指している。

 自動運転レベルの定義は1~5の5段階で、レベル3は、高速道路といった場所や気象など特定の条件下で自動走行できる「限定領域内」で、システムが原則的に全ての操作を行うが、必要時には運転者が操作。レベル4は限定領域内で人が操作に一切関与しない。レベル5は限定領域内という制限も受けない。

 検討委は、レベル3以上の自動運転システムを実用化した場合、道交法など現在の交通法規に照らしてどのような点が課題になるのか論点を整理し、考えをまとめる。自動運転技術による高速道路の隊列走行は1人のドライバーが運転する先頭車両がセンサーなどを使い電子的に複数の後続の無人運転トラックを連結してけん引する。【共同】

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