先行逃げ切りのレースで2年ぶり3度目の優勝を果たした鏡体協=唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」

■1区から3連続区間賞

 第70回記念東西松浦駅伝大会(佐賀新聞社主催、唐津市・伊万里市・有田町陸上競技協会主管、佐賀ダイハツ販売特別協賛)は5日、鏡体協の2年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。前半1区から3区間連続の区間賞で波に乗ると、後半も粘り強いたすきリレーを見せて、2位のSUMCO伊万里に1分42秒差をつけて王座奪還を果たした。

 鏡体協は「先行逃げ切り」の作戦が的中した。1区美間坂斎が区間新でチームを勢いづけると、続く2区では元実業団選手の上野剛士が圧巻の走りを見せ、3区区間賞の盛田和基とともに独走態勢を築いた。

 連覇を狙ったSUMCO伊万里は2位だった。前年優勝メンバーで大会に臨んだが、鏡体協の想定外の独走にリズムを崩した。後半7区で永益邦弘が区間賞を奪い一矢報いたが、前半に背負った3分以上の差が最後まで響いた。

 3位には38年ぶりに七山体協が入った。中島昇監督を中心にジュニア育成から取り組んだ強化が結実。エース区間5区で阿部宇宙が2位となるなど若手の奮闘が光った。

 4位に入った伊万里中校区体協は1区北村弘樹が区間新の力走を見せたが、後続が振るわず昨年より順位を一つ落とした。5位には有田町体協が入り、前年11位から大きく躍進した。3区岩永義次らベテランが奮闘して来年のシード権獲得にも成功した。

 前年からタイムを15分8秒短縮した山代町体協が躍進賞、前年17位から12位まで順位を押し上げた二里町体協が敢闘賞をそれぞれ受賞。ただ、ともにシード権にあと一歩届かなかった。

 70回という節目を迎えた今大会を振り返ると、前半は鏡体協、後半はSUMCO伊万里が独走するレースとなり、“2強時代”の到来を改めて印象付けた。来年は両雄の一騎打ちに待ったをかける新たな優勝候補の登場に期待したい。

 =総合順位=

 順位  チーム名        記録

☆(1) 鏡体育協会       3・18・35

 (2) SUMCO伊万里    3・20・17

 (3) 七山体育協会      3・26・27

 (4) 伊万里中校区体育協会  3・26・30

 (5) 有田町体育協会     3・29・46

 (6) 玄海町体育協会     3・29・51

 (7) 啓成中校区体育協会   3・30・ 3

 (8) 青嶺中校区体育協会   3・30・49

 (9) 大川町体育協会     3・31・ 7

 (10) 唐津市消防本部     3・32・25

 (11) 山代町体育協会     3・34・55

 (12) 二里町体育協会     3・36・16

 (13) 伊万里・有田消防本部  3・37・ 0

 (14) 伊万里市役所      3・38・11

 (15) 鬼塚地区体育協会    3・39・ 0

 (16) 浜玉町体育協会     3・43・ 9

 (17) 唐津市役所       3・43・53

 (18) 唐津中部体育協会    3・50・42

 * 伊万里・西松浦地区選抜 3・28・10

 * 唐津・東松浦地区選抜  3・37・16

(☆は大会新)

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