建物内を回り、絵の配置を決めていく西野亮廣さん=嬉野市の玉屋旅館

西野亮廣さんのワークショップで客室に絵を飾り付ける参加者=嬉野市の玉屋旅館

■ワークショップ参加者と飾り付け

 嬉野市で開催中の地方創生イベント「嬉野デザインウィーク」の一環で、お笑い芸人で絵本作家でもある西野亮廣(あきひろ)さんの作品展が6日、嬉野市の元旅館「玉屋」で始まった。九州初開催となる西野さんの絵本「えんとつ町のプペル」の絵の展示会で、全41枚が大正期に建てられた旅館の趣とともに楽しめる。12日まで。

 作品展に先立ち、この日は館内に作品を飾り付けるワークショップも開かれ、事前に応募した約20人が参加。特殊なフィルムに描かれLEDライトで発光する作品がきれいに見え、旅館の風情も生かせる配置を考えた。

 西野さんは「イーゼル(を使うの)いいね」「手空いてる人は光が入らないように窓をつぶして」などと、参加者と気軽に接しながら作品を配置。窓に暗幕を張ったり、戸棚や床の間の違い棚にも作品を飾ったりして、明暗が印象的な作品の光を照明としても用いる展観ができあがった。

 西野さんは「お客さんと会場をつくる機会はなかなかなく、楽しかった。絵を光らせるのもこういう会場での展示を考えてのことだったので良かった」と満足そうに語った。職場の同僚と参加した加治屋卓郎さん(35)=福岡市=は「ロケーションの生かし方など、西野さんが大事にしていることが分かった」と話していた。

 作品展は入場無料。観覧は午後5時から同9時(土日は午前10時から)。問い合わせは市企画政策課、電話0954(66)9117。

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