東京から移送され、唐津海上保安部の庁舎に入る山崎竹助容疑者(中央)=6日午後7時52分

■容疑で海保、受け取り役の父親 

 金塊とみられる約206キロの積み荷を小型船で唐津市の港に密輸した事件で、唐津海上保安部は6日、関税法違反(無許可輸入)の疑いで、青森県むつ市関根北関根、会社員山崎竹助容疑者(66)を逮捕した。捜査当局は主犯格の可能性があるとみて調べている。事件を巡る逮捕者は計9人になった。

 第7管区海上保安本部(北九州市)によると、山崎容疑者は、港に待機して積み荷の受け取り役を担って1日に逮捕された職業不詳山崎聡容疑者(41)=青森県むつ市苫生町2丁目=の父親。6日午後1時45分ごろ、警視庁東京湾岸署に1人で出頭し、事件への関与をほのめかした。密輸が行われたとされる5月31日には唐津市の港にはいなかったという。

 逮捕容疑は5月31日、船長斎藤靖昭容疑者(49)ら8人と共謀し、海外から金塊とみられる荷を積んだ小型船「第三十六旭丸」を唐津市鎮西町の名護屋漁港に入港させ、同日午後3時ごろ、税関長の許可を受けずに陸揚げした疑い。

 山崎竹助容疑者は6日、東京から空路で移送された。唐津海上保安部には午後7時50分ごろ、白のワゴン車に乗せられて到着し、小雨が降る中、傘を差した保安官に囲まれながら庁舎に入った。(取材班)

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