進出協定を結んだ内山茂樹社長(右)と松本茂幸市長=神埼市役所

■電子機器製造大手、18年夏操業

 電子機器の受託製造で国内大手の「ユー・エム・シー・エレクトロニクス」(本社・埼玉県、内山茂樹社長、UMC)が神埼市に進出する。北部九州の生産・営業拠点に位置付ける佐賀工場を来年8月に操業する。2020年までに新たに50人の地元雇用を計画しており、2日に市と進出協定を結んだ。UMCは主に車のエンジンやブレーキなどに使われる電子機器を扱っており、埼玉や宮崎、中国、ベトナムなど国内外に八つの製造拠点を構える。昨年3月に東証1部に上場し、2017年3月期(連結)の売上高は1119億1500万円。今後、自動運転など車の電装化に伴う需要の拡大を見据える。

 総投資額は2億円。宮崎工場と連携を図るため県や市の仲介を受け、神埼町本堀のスーパー「サピエ」東側の物件(延べ床2千平方メートル)に進出を決めた。8月ごろから改修に入り、初年度の売上高は4億6千万円、3年目で8億円を見込む。

 神埼市役所で開かれた締結式で、UMCの内山社長は「地域に役立つ会社となれるように努めていく」と述べ、松本茂幸市長は「神埼がますます良くなる。本当にありがたい」と期待した。

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