伊万里うちどく推進ネットワークの設立総会で市内に輪を広げる活動方針が了承された=伊万里市の黒川公民館

■伊万里市で推進組織設立

 本を通じて親子・家族の会話やふれあいを深める「家読(うちどく)」の輪を広げる組織「伊万里うちどく推進ネットワーク」の設立総会が5日夜、伊万里市の黒川町公民館であった。行政や教育関係者、読み聞かせのボランティアで構成される会員17人が参加し、情報交換や連携を密にしていく方針を確認した。

 伊万里市では、いじめ問題が社会問題化したことを受け、2007年に黒川町をモデル地区として本を通じた心の教育に取り組んできた。10年目を迎えた昨年9月に「日本一のうちどく推進のまち」を宣言し、本年度から市教委にうちどく推進室を設置した。

 総会では、初代代表に選出された黒川町で読み聞かせボランティアの羽柴よしえさんが「家読の輪を広げるために、活動を始めようとする人たちが一歩を踏み出す力になりたい」とあいさつ。先進地の黒川町の家読スタッフが活動のノウハウを市内各学校やPTAなどに伝授する出前講座やガイドブック作成、うちどく推進講演会の開催などの本年度事業案を了承した。

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