海外研修の内容を報告する高校生たち=佐賀県庁

 県の「未来のスペシャリスト」事業で海外研修を受けた高校生11人が佐賀県庁で報告会を行った。生徒たちは、古谷宏県教育長らを前に海外研修を通して学んだ語学学習の必要性や日本との違いについて報告した。

 生徒らは映像や写真を交えて現地の様子を報告した。オーストラリアに行ったグループは農場に滞在し、大規模農園でのコーヒー栽培などを体験した。唐津南高2年の中川眞太郎さんは「思いを伝える大切さを学んだ。こうして人前で話せているのも研修のおかげ」と話した。

 タイを訪れたグループは、現地語の「こんにちは」「ありがとう」だけを覚えて研修へ。「辛(から)くしないで」という言葉を覚えて帰ってきた。保育士を目指す牛津高2年の田中把奈(はな)さんは「他国の人と交流するには自国に関する知識が必要だと感じた。日本の文化を勉強して、子どもたちに伝えていきたい」と話した。

 海外研修は昨年10~12月に実施し、県内の高校生46人が5分野(農業、工業、商業、福祉、家庭)に分かれ、台湾、オーストラリア、タイで2~4泊の研修を行った。企業訪問や現地の高校生らとの交流で異文化理解を深めた。

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