サッカー男子決勝・佐賀東―佐賀商 前半24分、先制ゴールを決めて仲間と喜ぶ佐賀東FW宮城恵太(13)=佐賀市の県総合運動場陸上競技場(撮影・米倉義房)

■前半3発、佐賀商を零封

 県総体の最後を飾るサッカー男子決勝。頂点まで駆け上がったのは強力な攻撃陣をそろえる佐賀東だった。準決勝までの4試合で15得点。この日も佐賀商から前半一気に3点を奪った。先制点を挙げたFW宮城恵太は仲間と肩を組み、「結果を出せてよかった」と喜び合った。

 前半からボールを支配し、小刻みにつなぐパスや相手選手の裏を突く縦パスで徐々にゴールに迫った。切り開いたのは宮城。前半24分、FW中里知己が芸術的なボールタッチで前線に出したボールに反応すると、相手DFとの競り合いを制し、最後は滑り込みながらゴール左隅に流し込んだ。

 今年1月の選手権大会での負傷から戦列復帰したDF中村恒介も攻守で存在感を示した。「セットプレーで結果を出すことが僕の仕事」とロングボールのバウンドに頭を合わせて2点目を奪った。後半攻勢を強める佐賀商の攻撃陣には長身を生かして空中戦を挑み、最終ラインをけん引。「チャレンジとカバーを徹底できた」と振り返った。

 監督、選手ともに口をそろえる目標は「日本一奪取」。メンバーを固定化せず、準決勝から先発2人を入れ替えたが、チーム内の競争を促すためだ。赤崎秀平(G大阪)らを擁した2008、09年は2年連続でインターハイ3位に輝いたが、その後は表彰台から遠ざかっている。

 選手権を最終目標と見据える蒲原晶昭監督は「夏の時点でどこまで上に行けるか。選手たちに挑戦させたい」と話した。

 【男子】

 ▽決勝

佐賀東 3(3―0)0 佐賀商

     (0―0)

▽得点者【東】宮城、中村恒、中里

(佐賀東は2年連続13度目の優勝) 

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