若手経営者の飲食店が一堂に会したフードイベントが開かれ、家族連れや若者でにぎわった朝市会場=伊万里市伊万里町

■一日限りのフードイベント

 伊万里市伊万里町の「伊万里朝市」の会場で4日、市内の飲食店が出店する一日限りのフードイベント「ふなやまちテーブル」があり、昭和の香りが残る市場にかつてのにぎわいが戻った。

 イベントは、市場に隣接する「LIB COFFEE」(森永一紀さん経営)の呼び掛けで、若い飲食店経営者が応じた。ワンコインで食べられるフレンチや伊万里牛を煮込んだソースのパスタ、たこ焼きの店が軒を連ね、家族連れでにぎわった。筋骨隆々の男たちがかき氷を削るパフォーマンス「筋肉かき氷」の店も登場し、「マッスル、マッスル」の掛け声が響き渡っていた。

 「伊万里朝市」は戦後間もない食糧難の時代に、伊万里駅周辺で農村部の農家婦人がふれ売りする野菜などを求め、各地から食料を買い出す客が詰めかけたのが始まり。1977年に舟屋町と呼ばれる現在地に移転して今も続くが、かつての60店舗から8店舗になっている。

 森永さんは「市場の人にも喜んでもらえてよかった。今回は1日限りだったが、伊万里の川沿いの景観を生かした新しい取り組みにつなげられたら」と話す。

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