交通事故で息子を亡くした当時を講演で振り返った高濵伸一さん=佐賀市の佐賀県警本部

■支援連絡協

 犯罪被害者や遺族を支援する連絡協議会(VS協議会)の会合が6日、佐賀市の佐賀県警本部であった。交通事故で息子を亡くした熊本県菊池市の高濵伸一さん(61)の講演を通し、被害者や遺族の心情にどう寄り添うかを考えた。

 高濵さんの長男、怜志(さとし)さん(当時19歳)は2004年12月、熊本県内をオートバイで走行中、大型トラックにはねられ、胸などを強く打って死亡した。怜志さんは大学1年で、大学に向かう途中だったという。

 高濵さんは事故当時の思いを涙ながらに振り返り、「『頑張れ』などの励ましの言葉はうれしくない。話を聞いてくれて、一緒に涙を流してくれることで心が休まる」と強調した。

 会合には県や県警、教育庁など17団体から36人が出席し、前年度の活動や今後の予定などを発表した。

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