GPSを搭載した最新式の田植え機を使い、手放しでも真っすぐに七夕コシヒカリの苗を植えるJAさが白石地区特別栽培米部会の小野正博部会長(左)=白石町築切

 JAさが白石地区が生産する超早場ブランド米「七夕コシヒカリ」の田植えが、今年も始まった。10日ごろまでに組合の部会員465人が220ヘクタールで植え付け、8月上旬ごろには約850トンの収穫を目指す。

 七夕コシヒカリは、本来のシーズンよりも約2か月早く生産することで、台風被害を避けられ、いち早く新米の味を楽しめるとあって、関東などに出荷され人気のブランド米。今年は特別栽培米部会で田植え時期の目安を7~10日と決めることで、品質のさらなる安定化を目指す。

 小野正博部会長は「今までは七夕コシヒカリというだけで売れていたが、他県にも超早場米の生産は広がり、競争相手は増えている。七夕コシヒカリの栽培が始まった当時(1986年)の初心に戻り、さらなる差別化に向けて部会全体で頑張る」と狙いを語った。

 7日には、小野部会長の管理する白石町築切のほ場で最新式田植え機の実演会もあった。GPSを搭載し、ハンドルが自動的に操作されて真っすぐに植えられる。見学者は「特に広いほ場では、ずっと遠くを見続けて真っすぐに植えるのは難しく疲れるので、作業の効率化につながる」と感想を話していた。

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