性教育の現状を学ぶセミナーが30、31日の両日、佐賀市のアバンセで開かれる。インターネットを介して被害が拡大する現代の性被害や性教育の指導のあり方について考える。参加無料。

 30日は、看護学校生や養護教諭、学生らが対象の県民公開講座。「子どもたちに伝えたい『インターネット、ばれる・広がる・伝わらない』」をテーマにNPO法人ITサポートさがの陣内誠理事長が講演し、座談会を開く。

 31日は産婦人科医の勉強会だが、養護教諭ら一般も参加可能。性暴力救援センター・さがの4年間の取り組みの紹介、中学校などで性教育の授業を行う浄誓寺(伊万里市)の僧侶古川潤哉さんの講演、「見直そう性教育」をテーマにしたシンポジウムなどがある。

 佐賀県内は、30~40代の人工妊娠中絶率の割合が高いのが特徴。大隈レディースクリニック(江北町)の大隈良成医師は「妊産婦らは産婦人科医などと関わることが多いが、30~40代はアプローチの機会が少ない現状がある」と話し、聴講を呼び掛ける。

 日本産婦人科医会の性教育指導セミナー全国大会の一環。30日は午後3~5時、31日は午前9時15分~午後3時半まで。31日は定員300人に達し次第、申し込みを締め切るため、予約が必要。問い合わせは佐賀県産婦人科医会、電話0952(33)1414。

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