作業車を使って雑草を除去する参加者=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 佐賀市の佐賀城本丸歴史館ボランティア会のメンバーや佐電工の社員ら約80人が23日、佐賀城跡の石垣で除草作業を行った。

 雑草は石垣に隙間をつくる原因となるため、保全と美観維持を兼ねて、ボランティア会が10年以上にわたり清掃している。参加者は剪定(せんてい)ばさみや鎌などを持ち寄り、石垣の間の雑草やツタなどを根元から切り落とした。雑草を引き抜くと石垣を痛めるという。

 佐電工は高所作業車8台を用意。高さ約9メートルで全国5番目の規模といわれる天守台を除草した。

 ボランティア会の山下和彦会長(73)は「海外の観光客が多くなってきた。きれいな石垣を見て、佐賀城本丸を世界へ宣伝してほしい」と汗を流した。佐電工の杉町慶治社長(58)は「技術を生かして文化財の保存に努めたい」と話した。

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