映画「ふたつの巨星」にかかわった出演者やエキストラら=小城市牛津町砥川    

完成試写会が開かれる牛津映画「ふたつの巨星~善蔵と与四右衛門」のタイトルカット

■16日、牛津公民館で試写会

 小城市牛津町の住民が中心となって昨年4月から進めてきた自主製作映画「ふたつの巨星~善蔵と与四右衛門」が、このほど編集を終え、完成作品の試写会を16日午後2時から同町の牛津公民館で開く。製作関係者からは「オール牛津で取り組むことで、スペクタクルロマンの作品に仕上がった」と来場を呼び掛けている。

  「ふたつの巨星」は、幕末・維新期の長崎街道の牛津宿を舞台に、総合百貨店「玉屋」の創始者・田中丸善蔵と砥川地区に実在した佐賀藩の石工・平川与四右衛門の郷土の偉人2人にスポットを当てた、時代ドキュメント作品。2人を現代にもタイムスリップさせ、幕末志士の大隈重信も絡ませるなどSF要素を盛り込んだ時代群像劇に仕立てている。

 監督は「牛津赤れんが会」会長で、地元テレビ局のプロデューサー・田中正照さんが務めている。地元小学校の教師が脚本を起こし、主演には善蔵役に牛津中1年の渡部凪(なぎ)さん、ヒロインには牛津高1年の成富瑚白(こはく)さん、与四右衛門役には牛津高PTA前会長の古川芳男さんら、同町にかかわりの深いオールキャスト約100人で1年間の撮影に挑んだ。

 作品時間は75分。ドローンを使って牛津町の街並みを上空から撮影したり、講談師・神田紅(くれない)さんが劇中案内役を務めるなど、演出手法を凝らしている。田中さんは「素人集団で、オーディションや撮影は大変だった」と苦労を語り「牛津人の熱い思いが詰まったふるさと映画」と自信を見せている。

 試写会は入場無料。問い合わせは小城市映画製作実行委員会事務局、電話090(5056)3205。

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