■「誠意と信頼」力尽くす

 県庁を1年早く退職しての副市長就任。もう戻れる職場はなく背水の陣で臨む。「身が引き締まる思いです」

 1981年に県庁入り。佐賀空港を通算7年間、そして新幹線や道路関係を担当してきた。航空会社との折衝では対外交渉の厳しさを味わった。そこから得た教訓は「誠意と信頼」だ。

 当初「お荷物空港」ともやゆされた佐賀空港だが、通い続け人間関係を築いていくと九州の中央にある立地性などを理解してもらえるようになった。そして、ナイトステイ便、夜間貨物便、東京便の増便、海外航空会社の就航へとつながっていった。

 鳥栖市は鳥栖駅周辺整備、新産業集積エリアなど大型事業が目白押し。成功させるには県やJR九州など関係機関との協調が鍵で「間に立って協議がスムーズに行くよう力を尽くしたい」と役割を自認する。

 近く佐賀市から鳥栖市へ転居する。好きな言葉は「百術は一誠に如(し)かず」。趣味の海釣りは「しばらく封印します」。

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